ヨミサプ~ヨム・ミル・サプリ~
バックナンバー
ヨミサプ~ヨム・ミル・サプリ~
TOP

>

健康診断

>

次の健診で変わる!食改善のポイント

# 健康診断

  • # 健康診断関連

健診 食改善

  • # 健康診断関連

次の健診で変わる!食改善のポイント

2026/6/11

監修:

ヨミサプ運営チーム(管理栄養士)

監修:

メディコレWEB

次回の健康診断で良い結果を出したい、食生活を見直したいとお考えではありませんか?実は、健康診断の数値は日々の食事が大きく影響しています。この記事では、血糖値やコレステロール、血圧、肝機能といった主要な項目別に、食改善のポイントを詳しく解説します。健診前の対策から、健康を維持するための食事の習慣化まで、あなたの健康をサポートする情報が満載です。

項目別で実践したい食事のポイント

健康診断の結果を改善するために、項目ごとに効果的な食事のポイントを実践しましょう。日々の食生活を見直すことが、健康な体へとつながります。

血糖値を改善したいとき

血糖値の管理は、糖尿病予防だけでなく、全身の健康維持にも重要です。食事のポイントを理解・実践し改善を目指しましょう。

●GI値GL値に基づいた食材選びと食べ方
GI値(グリセミックインデックス)は、食品を食べた後の血糖値の上がりやすさを示す指標です。GL値(グリセミックロード)は、GI値に食べる量を考慮したもので、より実用的な指標として注目されています。

低GI・低GLの食品を選ぶことで、食後の急激な血糖値上昇を抑えられます。例えば、白米よりも玄米や全粒粉パン、うどんよりもそばを選ぶのが良いでしょう。野菜やきのこ類、海藻類は低GI・低GLのものが多く、積極的に食事にとり入れることが大切です。

●食物繊維が血糖値に与える影響
食事で食物繊維をしっかりとることで、糖の吸収を緩やかにし血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。また、食物繊維を意識してとると、満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止にも役立ちます。食物繊維が豊富な野菜やきのこ、海藻類を積極的に取り入れてみましょう。

コレステロールのポイント

コレステロールや中性脂肪の数値が気になる場合も食生活の見直しが不可欠です。

●悪玉コレステロールを減らす食事
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らすためには、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む食品を控えることが基本です。肉の脂身、バター、加工食品などに多く含まれます。代わりに、水溶性食物繊維が豊富なオートミール、大麦、豆類、果物、野菜などを積極的にとりましょう。これらはコレステロールの吸収を妨げ、排出を促します。

●善玉コレステロールを増やす食材と調理法
善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やすには、不飽和脂肪酸を意識してとることが重要です。オリーブオイルやアボカド、ナッツ類、種実類に多く含まれる一価不飽和脂肪酸、青魚(サバ、イワシなど)に豊富なDHAやEPAといった多価不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸)が有効です。調理法としては、揚げ物よりも蒸す、焼く、煮るなどを選び、油を使いすぎない工夫をしましょう。これらをバランス良くとることで、脂質バランスの改善につながります。

血圧対策 予防と改善のための食事とは

高血圧は生活習慣病の大きなリスクです。日々の食事を見直すことで、血圧の予防と改善を目指しましょう。

●加工食品を避ける
塩分のとりすぎは血圧上昇の大きな原因となるため、日頃から減塩を心がけることが大切です。減塩にはいくつかの工夫がありますが、まずは加工食品をとり過ぎないことが無理なく始められるポイントです。

加工食品には、保存性を高めるために多くの塩分が含まれていることが少なくありません。インスタント食品、加工肉、スナック菓子などを避け、できるだけ新鮮な食材を選び、自炊で塩分量を調整するよう心がけましょう。食品表示をよく確認し、食塩相当量が少ないものを選ぶ習慣も大切です。

減塩については、詳しくは「高血圧対策は食生活から」の記事で紹介しています。
「高血圧対策は食生活から」の記事をヨム

●カリウム・マグネシウム豊富な食材の選び方
カリウムとマグネシウムは、体内のナトリウム排出を促し、血圧を安定させるはたらきがあります。カリウムは野菜、果物(バナナ、アボカドなど)、海藻類、豆類に豊富です。マグネシウムは、ナッツ類、種実類、全粒穀物、緑黄色野菜などに多く含まれます。これらのミネラルをバランス良くとることで、血圧の上昇を抑える効果が期待できます。特に、生の野菜や果物から効率的にとることができます。

肝機能対策に繋がる食事について

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常に気づきにくい臓器です。健康診断で肝機能の数値が気になる場合、食事だけでなく飲酒習慣も見直しましょう。

●アルコール摂取量の見直しと健康診断
アルコールは肝臓で分解されるため、過剰な摂取は肝臓に大きな負担をかけます。健康診断の数値改善を目指すなら、アルコール摂取量の見直しは必須です。可能であれば休肝日を設け、飲酒量を減らすことを検討しましょう。

●肝臓に良い栄養素をとる
肝臓のはたらきをサポートするためには、良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランス良くとることが重要です。特に、抗酸化作用のあるビタミンC、Eは、肝臓の酸化ストレスを軽減するのに役立ちます。これらは緑黄色野菜、果物、ナッツ類などに多く含まれます。また、肝臓の代謝を助けるビタミンB群やタウリンも大切です。豚肉、大豆製品、魚介類などを食事にとり入れ、肝臓に負担をかけない食事を心がけましょう。

健康診断前の食事対策 失敗しない最新テクニック

食生活の改善を続けていても、健康診断前のちょっとした油断で、せっかくの成果が見えにくくなることがあります。ここでは、健康診断前に特に気を付けたいポイントを紹介します。

健康診断前日に避けるべき食べ物と飲み物

健康診断を控えた前日は、検査結果に影響を及ぼす可能性のある食べ物や飲み物を避けることが大切です。特に、脂質の多い食事や糖分を多く含む飲料は、血糖値や中性脂肪の値に一時的な変動をもたらすことがあります。

また、アルコール類は肝機能の数値に影響を与えるだけでなく、脱水症状を引き起こし、腎機能の評価に影響することもあります。

正確な診断結果を得るためには、消化に良い和食中心の食事を心がけ、お酒は控え、水分は水やお茶でとるようにしましょう。

検査結果に影響を与えない食事の工夫

健康診断の検査結果を正確に反映させるためには、前日だけでなく、数日前からの食生活にも配慮が必要です。例えば、検査の数日前から過度な飲酒や暴飲暴食を避け、バランスの取れた食事を意識することが推奨されます。特に血液検査では、食事の内容が血糖値、脂質、肝機能などの数値に直接的に影響します。前日の夕食は、軽めに済ませ、遅い時間の食事は避けるようにしましょう。

また、健康診断の目的は現在の体の状態を正確に把握することにあるため、検査直前だけ食事内容を極端に変えるのではなく、普段通りの食生活を意識しつつ、検査に影響する要素を一時的に排除する工夫が重要です。

まとめ

健康診断の結果は、食生活を見直す重要な機会となるでしょう。血糖値、コレステロール、血圧、肝機能といった項目は、日々の食事が大きく影響しています。栄養知識に基づいた食材選びや調理法を取り入れることが、健康維持の鍵となるでしょう。健康診断前の短期的な対策だけでなく、健康的な食習慣を築き、継続的に見直すことが大切です。今日からできる食改善を実践し、次回の健康診断で良い結果を目指しましょう。

この記事について

著者

ヨミサプ運営チーム(管理栄養士)

エームサービス株式会社に所属する管理栄養士で構成。給食・食の現場で培った知見をもとに、日々の食と健康に役立つ確かな情報をわかりやすく発信しています。

→ ヨミサプの編集方針について

監修

メディコレWEB

この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを専門医がオンライン上で監修する「メディコレWEB」の認証を受けています。

TOP

Back Number