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# 冷え性

    冷えを解消する食べ物

      冷えを解消する食べ物を紹介

      2025.12.24

      「手足の冷えがつらい」「夏の冷房で冷える」――そんな冷え性対策には、食事の工夫が役立ちます。なかでも注目は“辛い食べ物”。唐辛子や生姜などの辛味成分は体をポカポカさせるはたらきがありますが、根菜や発酵食品、ハーブなど、辛味以外にも冷えに効果的な食材があります。この記事では、それらのメカニズムや適量や注意点を紹介します。

      辛い食べ物が「冷え」に効く?

      辛い食べ物はなぜ体を温めるのでしょうか?ここでは、唐辛子や生姜に含まれる辛味成分のはたらきと、冷え性対策として取り入れる際の注意点をご紹介します。

      辛い食べ物の「熱い」メカニズム

      唐辛子の辛味成分カプサイシンは、舌や消化管にあるTRPV1受容体(温度受容体)を刺激し、「熱い」と錯覚させます。この刺激で交感神経が活性化し、血流促進・発汗・代謝アップが一時的に起こります。

      また、生姜の辛味成分ジンゲロールは加熱でショウガオールに変化し、血管拡張や体熱産生をサポートし、冷えやすい末端の血流改善に役立ちます。

      辛い食べ物の注意点

      辛い食べ物による温感は一過性で、長時間続くわけではありません。汗をかいた後は体表温が下がりやすく、「汗冷え」を起こすこともあります。そのため、食後は温かい飲み物を選んだり、衣服で体温調整するなどの工夫が必要です。

      また、過剰摂取には注意が必要です。辛味による発汗で体表温が下がる汗冷えや、胃炎・逆流性食道炎の悪化など胃腸不調を招くことがあります。また、激辛料理を常習すると味覚が鈍くなり、塩分過多につながる恐れも。さらに、生姜やターメリックは抗凝固薬や糖尿病薬との相互作用に注意が必要です。

      辛い食べ物の種類と冷え性以外のうれしい効果

      辛い食べ物には、唐辛子や生姜などさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴と働きを持っています。さらに、冷え性対策以外のうれしい効果も期待できます。ここでは、その種類とメリットを詳しく紹介します。

      辛味成分の種類と特徴

      辛い食べ物の「辛さ」には種類があります。代表的な辛味成分とその特徴、活用法についてご紹介します。

      ● 唐辛子系(カプサイシン)
      唐辛子に含まれるカプサイシンは、辛味の代表的な成分です。キムチ、チゲ、麻婆豆腐など、韓国料理や中華料理でよく使われます。

      ● 生姜系(ジンゲロール)
      生の生姜に含まれるジンゲロールは、ピリッとした鋭い辛さが特徴、加熱で変化するショウガオールはじんわりとした辛さがあります。生姜湯やジンジャーティーなど、温かい飲み物に取り入れやすい食材です。

      ● 黒胡椒系(ピペリン)
      黒胡椒の辛味成分ピペリンは、スープやステーキの仕上げに使われ、料理に香りと辛味を加えます。

      ● わさび・からし系(アリルイソチオシアネート)
      わさびやからしに含まれるこの成分は、鼻にツンとくる刺激が特徴。和え物や寿司に欠かせない食材です。

      ● スパイスブレンド(複合スパイス)
      カレーに使われるスパイスブレンドには、カイエンペッパーのカプサイシンや、クミン、ターメリックなどが含まれます。複数のスパイスが組み合わさり、複雑な辛味を生み出します。

      冷え以外の辛味のメリットを紹介

      辛味成分には、冷え対策以外にもさまざまな健康メリットがあることが知られています。

      ●脂肪燃焼
      カプサイシンやショウガオールには、体を温めて代謝を高める働きがあります。食べることで熱が生まれ、脂肪燃焼にもつながります。

      ●血行促進・疲労回復
      スパイスや生姜は血流を改善し、筋肉のこわばりや疲労感の軽減に役立ちます。

      ●美肌
      血流がよくなることで、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が整いやすくなります。

      ●腸内環境を整える
      腸の動きを活発にし、便通を整える働きや、腸内の善玉菌を増やすサポートも期待でき、腸活にもひと役買ってくれます。

      ●鎮痛・抗炎症作
      カプサイシンは外用薬にも使われる成分。生姜も抗炎症作用が期待されます。

      辛味成分には冷え対策だけでなく、このような嬉しいメリットがたくさんあります。しかも、料理のアクセントにもなるので、マンネリ解消にもぴったりです。キムチやスパイスを加えてみたり、薬味に生姜をトッピングしてみたり、身近な食材から気軽に取り入れてみましょう。

      辛味以外の冷えに効果がある食べ物

      冷え対策には辛味成分だけでなく、他にも効果的な食材があります。

      根菜類

      人参、ごぼう、れんこん、かぼちゃなどの根菜は、東洋医学では「温性食品」とされ、体を温める働きがあります。さらに、糖質や食物繊維が豊富で、食べることで体が熱を生み出す「食事誘発性熱産生(DIT)」が高まり、食後のぽかぽか感につながります。冷え対策には、温かい煮物や汁物などでとるのがおすすめです。

      ハーブ

      カモミールやラベンダーなどのハーブは、自律神経を整える作用があり、リラックス効果を通じて体温調整にも役立ちます。夜の温活には、ハーブティーでゆったりとした時間を過ごすのが効果的です。

      発酵食品

      冷え対策には、腸内環境を整えることも大切です。腸は体温調整や免疫機能にも関わっており、腸内環境が乱れると代謝が落ち、冷えやすい体になってしまうことも。発酵食品は善玉菌を増やし、腸の働きを活性化させることで、体の内側から温めるサポートをしてくれます。特に温かい味噌汁や納豆入りの汁物などは、腸活と温活を同時に叶えるおすすめの一品です。

      カレーで冷え性改善!

      ゲレンデで定番のメニューといえば「カレー」。寒い日に食べたくなるあの一皿は、実はスパイスの力で体を温めてくれる冷え対策にもぴったりなメニューです。

      カレーがおすすめの理由

      カレーには複数のスパイスが使われており、血流を促進し代謝をサポートする働きがあります。特にカプサイシン(カイエンペッパー)、ジンゲロール(生姜)、ピペリン(黒胡椒)などの辛味成分が、体を内側から温めてくれます。また、野菜やたんぱく質を組み合わせやすく、一皿で栄養バランスが整うのも魅力。忙しい日でも手軽に温活ができるメニューです。

      温活カレーにするためのひと工夫

      温めるスパイス(生姜、カイエンペッパー、黒胡椒)を中心に使うのがおすすめです。市販のルウは脂質や塩分が多くなりがちなので、スパイスとトマトベースで作るとよりヘルシーに。具材は、体を温める根菜と、たんぱく質がとれる鶏肉や豚肉の他に、豆類を組み合わせると、栄養豊富な一品になります。

      冷え性対策には食事の工夫を

      冷え性対策には、食事の工夫が効果的です。特に唐辛子や生姜などの辛味成分は、血流や代謝を促し、体を内側から温めてくれます。さらに、根菜や発酵食品、ハーブなども冷えに有効で、腸内環境や自律神経のバランスを整える働きがあります。中でもカレーは、スパイス・野菜・たんぱく質を一皿でとれる温活メニューとしておすすめ。日々の食事に、こうした食材を上手に取り入れて、冷えに負けない体づくりを目指しましょう。

      この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを専門医がオンライン上で監修する「メディコレWEB」の認証を受けています。

       

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