# 運動と栄養
トップアスリートの食生活
トップアスリートの食生活を知りたい!
2024.10.30

日常的に運動し、栄養にも関心がある人は、トップアスリートがどのような食生活を送っているのか興味があるのではないでしょうか。
アスリートがトレーニングや競技に集中できるよう、食生活の面で支えているのがプロの栄養士です。
「食」で暮らしをサポートするエームサービス株式会社は、これまで数多くのアスリートの食事・栄養面を支援してきました。1980年、スポーツ栄養という言葉も浸透していなかった頃から、栄養士がアスリートへの支援をスタート。2000年からはスポーツ関連事業に本格参入し、2021年には国内で開催された大型国際スポーツイベントで選手村の食堂運営などを通して飲食提供を行いました。また、これまでに培ったノウハウをトップアスリートだけでなく一般の支援にも生かせる取り組みを始めています。
栄養士がどのようにアスリートの食生活をサポートしているかを知り、その知識を自身の食生活にも役立ててみませんか。
アスリートを支える栄養士の役割とは
アスリートを支えるために、栄養士は「食事をとる環境を整える」「自己管理の能力を育てる」という2つを柱にして、さまざまなサポートをしています。
食事をとる環境を整える
アスリートに必要な栄養を過不足なく摂取できるようにすることはもちろん、競技内容や、タイミングによっても必要とされる栄養は変わるので、一人ひとりのコンディションに合わせ食事の内容や量の調整をします。
また食事は厳しいトレーニングの合間の楽しみでもあるので、栄養と美味しさを両立させた料理の提供に努めています。
自己管理の能力を育てる
遠征中(特に海外)などでは食事環境が整っていないことはよくあります。そんな時でも、手に入る食材をどう生かせば良いか、どのような組み合わせで食事を選べば良いのかを自分で判断できる能力を育てます。
トップアスリートはどんな食事をとっているのか
トップアスリートだからと言って、特別な食事をとっているわけではありません。競技特性や練習量を考慮し、一般的な食材を使ったメニューを食べて、試合に勝つために日々トレーニングをしています。では、具体的にどのような食事をとっているのでしょうか?
トップアスリートの食事例:5000kcal/日の場合(ラグビー、競泳など)
1日5000kcal必要なアスリートは1食で約1500kcal食べることになります。特に練習前後は、白米の山盛りご飯よりも、丼ものや、麺類+ご飯の組み合わせなどのメニューが食べやすく好まれます。
主食・主菜:月見牛肉うどん(うどん2玉)、いなり寿司 副菜:オクラの和え物、大根の酢の物、南瓜の煮つけ 果物:グレープフルーツ 乳製品:牛乳・・・1500kcal(下記写真)

トップアスリートの食事例:1800kcal/日の場合(フィギュアスケート女子など)
1日に1800kcal必要なアスリートは1食で約600kcal食べることになります。エネルギー量を抑えつつ、ビタミンやミネラルがしっかりとれるように食材の種類を意識しています。
主食:ご飯 主菜:鮭の塩焼き 副菜:レンコンきんぴら、小松菜とアサリの和え物、具だくさんみそ汁 果物:オレンジ 乳製品:ヨーグルト・・・600kcal(下記写真)

1食1500kcalでも600kcalでもお皿の数は一緒です。900kcalも差がありますが、ご飯量、食材の種類や量、調理法を工夫してこの差がうまれています。
まとめ|自己管理能力がポイント
アスリートが必要な栄養や食事量は一般の人より多いのですが、肉ばかり大量に食べているわけではなく、バランスの良い食事をしています。トップアスリートではない私たちも参考にできることがたくさんあります。楽しく運動を続けるためにも、自分の食事内容を管理し、バランスの良い食事をとりましょう。
■おすすめ書籍(早稲田大学スポーツ栄養研究所・エームサービス株式会社/著)
アスリートのための朝食術 | 女子栄養大学出版部 (eiyo21.com)

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