# 口の健康
口の健康(生活習慣)
生活習慣を見直して口の健康を守ろう!
2024.08.21

口の健康状態が全身の健康にも大きく影響することが分かっています。では口の健康を守るには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。毎日の歯みがきはもちろんですが、禁煙やストレス対策なども重要です。また定期的に歯科検診をして医師のチェックを受けることも忘れずに。
基本は歯みがき・プラーク(歯垢)除去
口の健康の大敵は虫歯と歯周病(歯肉炎・歯周炎)です。その主な原因となるプラーク(歯垢)は、歯の表面などに付着した、いわば細菌の塊のようなもの。歯みがきでプラークを取り除くことが大切です。
基本は「毎食後すぐの歯みがき」。汚れが残らないためには、最低でも3分間、丁寧に磨くこと。睡眠中は唾液の分泌が減って細菌の活動が活発になるので、夕食後(就寝前)の歯みがきは特に念入りに。
また歯ブラシだけではプラークを完全に除去できず、そこから歯肉炎になることもあるので、デンタルフロスや歯間ブラシも活用して、歯と歯ぐきの間もしっかりケアしましょう。
喫煙も歯周病・歯の喪失の原因
たばこに含まれる有害物質によって歯ぐきの血流が悪くなり、歯と歯ぐきの間で歯周病菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうため、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、治療の効果も上がりにくいことが分かっています。歯周病だけでなく生活習慣病の予防のためにも、禁煙を心がけて。
心理的ストレスも口の健康の障害に
心理的ストレスが加わると、口の中に次のようなさまざまな障害が起きてしまうことがあります。
歯周病
ストレスが加わると免疫力が低下し、歯周病の進行が早くなります。また、ストレスやお酒の飲み過ぎによって眠りが浅くなると、歯ぎしり・食いしばりといった睡眠中の習慣が助長され、歯周病が重症化しやすくなります。
顎関節症
「口を開けると顎が痛い」「口が開けづらい」といった症状を持つ顎関節症は、かみ合わせや関節の形態、歯ぎしり、食いしばりの癖など、さまざまな要因が重なって発症しますが、ストレスがかかると、強く噛みしめてしまう傾向があるため、顎や筋肉に持続的に負担がかかり、顎関節症の発症や悪化につながります。
虫歯
強いストレスが加わり交感神経の働きが優位になると、粘性の高いネバネバした唾液の分泌が促されるため、ストレスが強いほど口の中がネバついてしまい、虫歯になりやすい状態に。
日常生活を送る上でストレスを完全に避けることはできませんが、緊張した時にはゆっくりガムを噛んでリラックスするなど、上手にストレスと付き合うことが大切です。
定期的な歯科検診を
いつまでも自分の歯で食べて健康を維持するためには、日頃のケアに加えて歯科疾患の早期治療も重要。しかし、虫歯や歯周病は自覚症状がないまま徐々に進行することが多いため、症状が出た時はすでにかなり進行していることも。症状がなくても定期的に歯科医にチェックしてもらう必要があります。

まとめ|歯みがきと歯科検診が口の健康を守る基本
口の健康を守るキーワードは「歯みがき」「禁煙」「ストレス対策」そして「歯科検診」。今日からはぜひ、歯みがきが全身の健康につながることを意識して、毎食後の歯みがきと禁煙、定期的な歯科検診を習慣化してください。

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