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# 疲労

    疲労のサイン

      体からの疲労のサインに向き合おう

      2024.07.10

      仕事中に疲れを感じていても、それを無視してがんばってしまう方は少なくないのではないでしょうか。疲労は脳からのSOSなので、そのままにしていると体と心に重大な悪影響があらわれます。自分の疲労がどれくらいなのかイメージできるように、疲れが心身に及ぼす影響やその段階について解説します。

      疲労が私たちの生活に及ぼす影響

      疲労がたまると私たちの心身にどのような変化があらわれるのか、体と精神に及ぼす影響についてそれぞれ見ていきましょう。

      体に及ぼす影響

      疲れは表情の変化にあらわれやすく、顔つきや目に精気がなくなり、いつもより暗い印象を周囲に与えます。デスクワークでパソコン画面を長時間見るような仕事に就いている方は、眼精疲労に悩まされることも多いのではないでしょうか。その他にも、体のだるさや肩こり、倦怠感、頭痛、耳鳴りなどが体の変化としてあらわれます。

      精神に及ぼす影響

      ストレスなどによる精神的な疲れで脳の負担が増えると、常に気持ちが晴れずイライラして怒りっぽくなりがちです。また、寝付きが悪くなったり睡眠の途中で何度も目覚めたりすることも。その他にも、集中力が低下して内容が頭に入りにくい、お腹や胃の違和感が続いている、呼吸が浅くなって息切れしやすい、場合によっては物忘れが激しくなったりすることもあります。   

      あなたの疲れはどの段階?

      疲労を改善するためには、まず自分の疲れの段階を知ることが大切です。疲労には大きく3つの段階があり、それ以外に通院が必要なケースもあるので、あなたの疲労がどのレベルなのかチェックしてみてください。

      レベル1:1日〜数日寝れば回復する

      「急性疲労」と呼ばれる軽度な疲労で、少し手を休めたり、1日〜数日ゆっくり休むことで回復します。「スポーツで体を動かして疲れた」「仕事に集中して気持ちもぐったり」このように日常で感じる疲れなので、短時間の休息や睡眠で解消されることがほとんどです。

      レベル2:疲労感が1週間〜数カ月続く

      急性疲労に対処することなくそのままにしていると、少し休むだけでは回復しない「亜急性疲労」の状態に進行します。対処方法としては、単純な休息だけではなく作業内容を変えることも考えておく必要があります。

      レベル3:疲労感が半年以上続く

      自覚的な疲労が半年以上にわたって続くと「慢性疲労」と言われる状態になります。そして、疲労をそのまま放置していると「うつ病」などの精神疾患に至る可能性もあるので、普段の状態と比較してどれくらい変わったのかを意識することが大切です。体の疲労や不調がメンタルに悪影響を及ぼすこともあるので、日々の疲れをため込まないようにしましょう。

      「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」は言葉が似ているため混同されがちですが、正確には異なります。慢性疲労は疲労の状態を指しており、疲労の原因がはっきりしています。「仕事がずっと忙しかったから」「運動を毎日続けていたから」など疲労の理由が明確なときは、慢性疲労だといえるでしょう。

      要通院:原因の分からない疲労が半年以上続く

      自分のなかで説明がつかない疲労が6カ月以上続き、頭痛や発熱など日常生活が送れないような症状がある場合は、速やかに医師の診断を受けるようにしましょう。

      まとめ|疲労を放置していると重大な病気につながることも

      健康な生活を送るためには、疲れを軽視せず自分自身と向き合う必要があります。そのときに大切なのは、疲労の理由を説明できるかどうか。原因が分からず休んでも回復しない場合は、病気の可能性もあるので通院が必要です。一方で疲れている理由が明確なときは、日々の生活をできるところから変えていきましょう。具体的な対処法は、次週以降にお伝えします。

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