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体に優しいお酒の飲み方
体に優しいお酒の飲み方
2024.12.18

日本人の約4割は、アルコールをまったく受けつけないか少量でも悪酔いしやすい「生まれつき飲めない」体質だと言われています。また、年齢や性別、一人ひとりの体質によっても体に受ける影響が異なります。そのため他の人に合わせるのではなく、自分に合った飲み方をすることが大切です。今回は勘違いされることの多いお酒の知識と、体に優しい飲み方を紹介します。
お酒にまつわる噂の真相
間違ったお酒の常識を鵜呑みにしていると、知らないうちに健康を害してしまうことも。世の中で本当のように言われている、飲酒の噂の真相を紹介します。
牛乳を飲むと胃に膜ができて酔いにくい?
「胃に牛乳の膜ができる」というのは、まったくの迷信です。ただ、お酒を飲む前に牛乳を飲むことで、酔いづらくなることもあります。その理由は牛乳に限らず、飲酒前に胃の中に何かを入れておくと、消化吸収に時間がかかるから。結果的にアルコールの吸収が緩やかになり、酔いづらくなります。
「ちゃんぽん(多くの種類のお酒を飲む)」は悪酔いする?
たくさんの種類のお酒が体内で混じり合い、化学反応を起こして悪酔いするというのはまったく根拠がありません。ちゃんぽんで酔いやすくなる理由は、どれくらいのお酒を飲んだのか分からなくなり、普段より多く飲んでしまうから。例えば、ビールだけで2杯と決めていても、そこにワインや焼酎などが入ってくると目安が分からなくなってしまうというわけです。
汗や尿でアルコールは抜ける?
汗や尿にはわずかなアルコールが含まれていますがごくわずか。ほとんどが肝臓で代謝されます。サウナに入る、汗をたくさんかく、水をたくさん飲んで尿をたくさん出すと、アルコールが早く抜けるというのは誤った知識です。
体に優しいお酒の飲み方

飲み過ぎは万病のもとになりますが、お酒には、食欲増進、血行促進、ストレス緩和などの効果があるとも言われています。お酒を楽しむための飲み方を紹介します。
食事やおつまみと一緒に楽しむ
食べ物と一緒にお酒を飲むと、胃粘膜を保護し、アルコールによる刺激が和らぎ、吸収も緩やかにしてくれます。また、食事を楽しみながらお酒を飲むことで、飲酒のペースも自然とゆっくりに。おつまみとお酒の相性も考えることで、お酒の楽しみ方も広がっていきます。
水と一緒に飲む
お酒は、のどや胃腸への刺激が強くなることがあるので、チェイサー(和らぎ水)を一緒に飲むのがおすすめです。お酒とチェイサーを交互に少しずつ飲めば、ピッチも自然と遅くなります。また、深酔いや飲酒による脱水の予防にもなります。お茶、炭酸水、ソフトドリンクなどもチェイサーになるので好みに合わせて飲むと良いでしょう。
休肝日を設ける
お酒を休まずに毎日飲んでいると、肝臓や胃、腸に負担がかかってしまいます。体のためには、週に何日かの休肝日を設けるようにしましょう。どうしてもお酒を飲みたくなったときに備えて、ノンアルコール飲料や炭酸飲料を用意しておくのも良いかもしれません。また、飲み会が続いてしまい、休肝日をとりにくい場合は、お酒を飲まない「飲み会」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
楽しみ過ぎた次の日は?
お酒を飲んだ翌日は脱水状態になりがちです。アルコールを分解するためには水分が必要になるので、積極的な水分補給を心がけましょう。水やお茶でも良いですが、飲酒後に不足しがちな電解質、糖分を補給できるスポーツドリンクがおすすめです。
まとめ|体に優しいお酒の飲み方を意識することが大切
今回はお酒にまつわる噂の真相と、体に優しいお酒の飲み方を紹介しました。お酒と一緒に水を飲んだり、おつまみを食べたりしながら、自分らしいお酒の飲み方を心がけましょう。最近は、ノンアルコール飲料を楽しむ飲み方も少しずつ浸透してきました。自分の気分やシーンに合わせて適切な飲み物を選んでいただければと思います。

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