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PFCバランス

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PFCバランスって知ってる?

2025.11.05

「たんぱく質は多くとるほど良い?」「炭水化物を減らせば痩せる?」そんな疑問をもつことはありませんか?この記事では、PFCバランスとは何か?計算方法や日常での活用方法を交えて紹介します。

PFCバランスとは?

エネルギーを作り出す栄養素は、たんぱく質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の3つです。この栄養素のバランスのことをPFCバランスといいます。

PFCバランスの考え方は、栄養学の発展とともに戦後から少しずつ広まり、食事指導やスポーツ栄養の場でも活用されています。PFCバランスは主に健康や体づくり、ダイエット、生活習慣病の予防などの目的で使われており、近年の健康志向の高まりと共に注目度が上昇しています。

理想のPFCバランスは?

日本人の食事摂取基準(2025年版)では、PFCバランスは以下のような目標量が示されています。

目標量

男女(18歳以上)

  • たんぱく質(P):13~20%エネルギー

  • 脂質(F):20~30%エネルギー

  • 炭水化物(C):50~65%エネルギー

PFCバランスとは、総摂取エネルギー量(kcal)に対して、たんぱく質、脂質、炭水化物のそれぞれのエネルギー量が占める割合を示す指標です。単位は「%」で表されます。

PFCバランスの計算方法

PFCバランスの計算方法をご紹介します。

PFCバランスの計算は、「各栄養素のg ×エネルギー係数※ ÷ 総エネルギー(kcal) × 100」 です。

※エネルギー係数:たんぱく質は1gあたり4kcal、脂質は9kcal、炭水化物は4kcalとして計算します。

例:ビーフカレー(614kcal)の場合(当社調べ)

栄養素

含有量

エネルギー量

PFCバランス

たんぱく質(P)

18.5g

74kcal

12.1%

脂質(F)

15.1g

136kcal

22.1%

炭水化物(C)

106.2g

425kcal

69.2%

このカレーのPFCバランスはややたんぱく質が少なく、炭水化物が多いという見方になります。

よく食べるメニューのPFCを知っておこう

普段よく食べる食事のバランスを確認してみましょう。コンビニ弁当、外食チェーンなどのメニューのPFCバランスを把握しておくと食事選びの判断基準になります。

計算に必要な栄養情報は店舗のHPや商品ラベル、メニュー表などの「栄養成分表示欄」に掲載されているので確認してみましょう。

【一般的なメニューのPFCバランス】(当社調べ)

  • とんかつ定食 821kcal(P:14.6%・F:36.3%・C:47.8%)

  • 海苔弁当 774kcal(P:11.8%・F:27.4%・C:60.8%)

  • 牛丼 732kcal(P:12.5%・F:30.7%・C:56.9%)

  • お寿司(10貫)盛り合わせ 435kcal(P:15.4%・F:17.2%・C:67.4%)

  • かけうどん 299kcal(P:12.7%・F:3.9%・C:83.3%)

ずれているからといって“悪い”わけではない

PFCバランスを毎回きっちり合わせるのは大変なので、あくまでも目安として考えると良いでしょう。

1品ではなく、1食・1日単位で評価

「揚げ物が1品含まれている=脂質過多」と決めつけるのではなく、食事全体のバランスで見るようにしましょう。例えば、昼食に揚げ物を食べたときには夕食は蒸し物にするなど、1日で調整するのもひとつの手です。

数日~1週間単位で見るのが現実的

全体のバランスで見るとはいえ、1日を通しても食事が偏ってしまうこともあるでしょう。その場合は、3、4日~1週間程度の単位で調整していくことが健康維持には重要です。

目的に応じて調整する

ダイエットや筋肉量の増加など、体作りを目的とする場合には、PFCバランスを調整し、たんぱく質の割合を高めるなどの工夫が有効です。

一方で、特定の目的がない場合は、過不足なく3大栄養素を摂取することを意識し、健康的なバランスを心がけることが大切です。

まとめ

たんぱく質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)は私たちの体にとって重要な栄養素であり、バランスよくとることが健康維持や生活習慣病予防のために欠かせません。今日の食事からPFCバランスを意識してみませんか?

■参考資料
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2025年版)

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