# 高血圧
高血圧とは
2人に1人が高血圧?まずは知りたい、高血圧
2024.05.08

ご自身の血圧の値を把握していますか?実は、20歳以上の国民のおよそ2人に1人は高血圧と言われ、まさに国民病といっても過言ではありません。しかし、高血圧は自覚症状がほとんどなく、放置してしまうと危険な病気につながるリスクも高くなります。この記事では、高血圧とはどのような病気なのか、具体的な数値、原因などについて解説します。
高血圧とは?そもそもどんな病気なの?
高血圧とは、血圧が正常範囲よりも高い状態が続く病気です。正常範囲は、最大になる値が140mmHg未満、最小になる値が90mmHg未満とされています。この2つの数値がどちらかだけでも上回ると「高血圧」と診断されます(病院やクリニックなどで測定した場合)。
高血圧がもたらす恐るべきリスク
高血圧になると血管に常に強い圧力がかかり続けるため、血管が傷つき、動脈硬化を進行させます。その結果、脳卒中、心筋梗塞、腎臓病など深刻な病気を引き起こすリスクが高くなってしまいます。高血圧は恐ろしい病気なのです。
高血圧の原因
高血圧になる原因は1つではありません。その中で生活習慣と関係があるものをご紹介します。
食塩のとり過ぎ
食塩のとり過ぎは「高血圧」最大の原因です。体内の水分量を増やし、血液量を増加させ、その結果、血管壁を押し出す力が強くなり、血圧が上昇します。できるところから減塩したいものです。
肥満
肥満の人は、溜まった内臓脂肪から分泌されるホルモンの影響で、高血圧はもちろん、高血糖や血中脂質異常になりやすいと言われています。また、体重増加にあわせて血液循環量が増えることや、肥満の原因となる過食によって食塩のとり過ぎも要因となります。
運動不足
運動は、余分な食塩を排泄する働きを高めてくれますが、運動不足だとそれが不十分になります。また、筋力が低下することで行動範囲が狭くなり、さらに運動不足になる、という悪循環も引き起こします。
飲酒
飲酒は血圧を一時的に上げ、長い間、飲酒を続けると高血圧の要因になると言われてきました。お酒を飲むことはストレス発散など良い効果もありますが、たとえ少量であっても高血圧の発症リスクを上げるなど健康を害するリスクとなるため、賢く付き合うことが大切です。
喫煙
喫煙はタバコに含まれるニコチンなどが交感神経を興奮させることが、血圧を上げる要因になります。電子タバコであってもそのリスクは変わりません。
高血圧対策のための第一歩を踏み出そう!

病院や健康診断などで一度でも血圧が高いと言われたことがある方は生活習慣や食生活に要因があるかもしれません。また、今は高血圧でなくても“加齢”が高血圧になる要因の一つのため、今日から対策しておいて損はありません。
まとめ|正しい知識と行動で、高血圧対策をしましょう!
「高血圧」の危険性について解説しましたが、これはほんの序章に過ぎません。自覚症状なしにいつの間にか重篤な状態に陥っている可能性が高いのです。高血圧を身近に感じ、理解することが予防につながる第一歩です。
■参考資料
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編), 高血圧治療ガイドライン2019. ライフサイエンス出版:東京, 2019.







