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# ダイエット

    太るメカニズム

      なぜ太ってしまうの?

      2025.1.8

      クリスマスから年末年始にかけて、食べ過ぎたり飲み過ぎたりして体重が増えてしまい、焦ってはいませんか? 無理なく健康的にダイエットして、薄着になる季節までに理想の体型を手に入れたいですよね。そのためには、ダイエットについて基本的な知識を持つことが重要です。まずはなぜ太るのかについて考えてみましょう。

      太る原因は、エネルギー摂取量>エネルギー消費量

      なぜ人は太ってしまうのでしょうか。

      実は単純な話で、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を上回ると、過剰分が体脂肪として体に蓄積されてしまうからなのです。

      一番の原因は食べ過ぎ。これは分かりやすいですね。好物や甘いものに歯止めがかからなかったり、飲み会やイベントで食べ過ぎたり飲み過ぎたりは、誰にでも覚えがあることでしょう。

      消費するエネルギーが少ないことも原因になります。運動不足だけでなく、日常の生活活動(家事や通勤・通学、労働など)が足りない場合も、エネルギーを消費できません。

      加齢も原因の一つ。年を重ねると、筋肉が衰えて基礎代謝量が落ち、活動するときのエネルギー消費量も減るので、太りやすくなると言われています。

      生活習慣の乱れやストレスも大敵

      「仕事が忙しくて残業続き」「子育てや介護に時間を取られて、自分が思う時間に食べられない」など、さまざまな原因で食事時間が不規則になってしまうこともあるでしょう。

      夜遅く食べると太りやすいのは、体脂肪の蓄積に関わりのあるたんぱく質「BMAL1」が関係しています。午後10時〜午前2時ごろは「BMAL1」の量が増えるため、この時間帯に食事をすると太りやすくなってしまうのです。また、「BMAL1」には体内時計を調整する働きもあるので、生活リズムが乱れた時も「BMAL1」が増えて脂質が蓄えられてしまいます。

      ストレスもダイエットには悪影響を与えます。ストレスを感じると分泌される「ドーパミン」や「コルチゾール」が満腹中枢を刺激したり、食欲を抑制するホルモンの分泌を低下させたりするため、食欲が抑えられずに食べ過ぎてしまうことがあるのです。「コルチゾール」は成長ホルモンの分泌も抑えるので、筋肉量が減って代謝が落ちる場合も。これも太りやすくなる要因です。

      睡眠不足も大敵。睡眠時間が足りないと、食欲を抑制する「レプチン」の分泌量が減り、食欲を増進させる「グレリン」の分泌量が増えます。これは起きている時間が長くなるため、脳がエネルギーを必要だと判断してしまうからと言われています。理想の睡眠時間である約7〜9時間をなるべく確保しましょう。

      忙しさやストレス、睡眠不足の改善はすぐには無理かもしれませんが、できるところから見直しを。

      太るのは遺伝というのは本当?

      肥満には遺伝子が関係していることも分かってきています。エネルギーが消費しにくい、脂肪を燃焼させにくいなどの性質を持つ、いわゆる肥満遺伝子が数十種類あり、日本人の3人に1人がこの遺伝子を持っているとも言われています。

      とはいうものの太る原因のほとんどは肥満遺伝子ではなく、前述の食べ過ぎや運動不足、ストレスなどの生活習慣に起因しています。家族全員が太っているとしても、家庭での食事内容や運動習慣に影響されることの方が多いのです。

      肥満遺伝子を持っていると基礎代謝が1日100〜200kcalほど低くなるのですが、これくらいなら、食生活や生活習慣に気を配る、適度な運動をするなど、自分の努力で太らないようにコントロールすることは十分可能です。

      まとめ|エネルギー摂取量だけではない肥満の原因

      摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、オーバーした分が体脂肪として蓄積されるのがいちばんの原因ですが、生活習慣や遺伝など、他にもさまざまな要因があります。まずは太る原因を知ることで、食習慣や生活習慣を見直すきっかけになり、前向きにダイエットに取り組めると良いですね。

      この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを専門医がオンライン上で監修する「メディコレWEB」の認証を受けています

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